宇宙ゴミを回収する人工衛星が登場。うまくいくのか期待。

JAXAの打ち上げた「こうのとり」が宇宙ゴミ回収に失敗したのは記憶に新しいが、ベンチャー企業がこの宇宙ゴミ回収にチャレンジするようだ。

mainichi.jp

宇宙ゴミスペースデブリというと、「プラネテス」というマンガ(及びそれを原作にしたNHKアニメ)を思い出す。これもかれこれ13年以上前のこと。その当時から地球の周辺をとんでもない速度(秒速7km)で漂っているゴミ・・・使わなくなった人工衛星、ロケット打ち上げ時に切り離した部品、宇宙飛行士が落としたネジ一本までが該当・・・は問題になっていたわけだ。

いい加減解決しないと、人類は人工衛星もまともに維持できなくなってしまい、気象衛星やらGPSやら生活に欠かせないものまで使えなくなってしまう。この宇宙ゴミ回収の人工衛星、使わなくなった人工衛星を大気圏に落とすものだそうで、比較的大きなスペースデブリを無くすのが目標のようだ。ぜひ頑張ってほしい。

・・・一点気になったのが、創業者は日本人なのに、本社はシンガポールだということ。国際ビジネスを視野に入れて、という理由ならいいのだが、もしこのようなベンチャー企業を日本で立ち上げるのが難しいから、という理由だったら、日本は大いに改善しなければならない。このような未来に希望をもたらす可能性のあるチャレンジを摘み取ってしまうような社会ではいけないと思う。