脳神経とコンピュータとを接続する研究・・・実現するか?

アメリカのある研究機関が、感覚障害の治療を目的として、脳とコンピュータとをつなぐ神経インプラント開発に資金を投じるらしい。プロジェクトの期間は4年間。

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これが実現したら、いよいよ「甲殻機動隊」のようなSFの世界が実現することになる。脳で考えただけで、文字を入力したり絵を描いたり、逆に脳に情報をインプットすることもできるのだろう。インプラント技術そのものの医学的リスクのみならず、脳に悪影響を及ぼすような情報を防ぐ「ソフト面」の対策も必要になるだろう。

甲殻機動隊」の作品の中で既に問題提起されていたように、こうなると果たして生命とコンピュータとの違いは何か?とか、そもそも自分の意識・意志とは何か?ということを定義づけしなければならないのかもしれない。

それにしても脳神経とコンピュータをつなぐインプラントの技術開発も気になる。ナトリウムチャネルとかカリウムチャネルのイオン的な電位差を、電子回路の電圧のHighとLowに置き換えるのだろうが、相当小型化しなければならないだろう。加工技術とかが気になる。