三十路理系男の科学ニュース日記

ブログ名のとおり、三十路過ぎの理系男が世の科学ニュースを見て色々思ったことを書き連ねるブログです。

時計を合わせるのに便利なウェブサイト NICT

今でこそ電波時計が普及しており時計を合わせるということが少なくなってきたが、そうでない時計を持っている人もまだ多いだろう。

時計を合わせるのに、以前はよく117に電話していたが、当然お金がかかる。テレビの時報で時計を合わせることも以前はできたが、地上デジタルテレビ本体でデータを「解凍」するために1~2秒かかるので時計を合わせるにはまったく役立たない。それが理由でNHK時報をやめてしまったし。

さて、そんな中、無料で正確な時刻を知るのにお手軽なのが、以下のウェブサイトだ。

 

国立研究開発法人 情報通信研究機構

http://www.nict.go.jp/JST/JST.html

 

「サーバーから供給された時刻」は正確で色々役に立つ。電波時計も、時々屋内だと受信状態が悪いことがあるので、時々確認してみるのもいいかもしれない。

ところで、上記のNICTのサイトでは、「協定世界時」と「国際原子時」とがある。「協定世界時」は、いわゆるグリニッジ天文台を通る経度0°の子午線での時刻なのだが、国際原子時は1958年1月1日0時0分0秒を基準として原子時計で正確に測定された時刻である。

2017年8月時点で既に37秒も差があるが、これはすなわち、地球の自転速度が遅くなっているためである。地球の自転は、海水との摩擦(潮汐)などで徐々に遅くなってきているのだ。ちなみに、約6億年前には、地球の1日は20時間ほどだったというのだから、時間をかけて確実にその時点は遅くなってきている。そして、地球の自転が遅くなっているのにつれて、月は毎年数cmずつ地球から離れていっているらしい。

それにしても、そもそも1日とか1秒とかって日が昇って落ちる繰り返し・・・地球のそのときの自転速度を基準にしていたのに、今や1秒の時間の定義の方が厳密になってしまい、「1日」の時間が少しずつ長くなっているのが観測されているのが、不思議というかなんというか。