三十路理系男の科学ニュース日記

ブログ名のとおり、三十路過ぎの理系男が世の科学ニュースを見て色々思ったことを書き連ねるブログです。

もう献血は不要!?iPS細胞から血小板を製造する手法がついに実現。

多くの献血ドナーは、iPS細胞のニュースを聞いてから、このニュースがいつか流れるのを予期していたのに違いない。

www.tokyo-np.co.jp

記事にあるとおり、血小板は足が速く(と書くと表現が変かもしれないが)、採血後3~4日しか使用できない。そのため、恒常的にドナーから得るしかないのが実情だ。とはいえ、患者さんの数は年間を通じてほぼ一定だが、ドナーには季節変化があるのだ。厚着をする冬の時期は、どうしても献血に協力する人が減ってしまうのだ。

血液型が異なると輸血できないのは(厳密には色々条件があって、できる場合もあるが)小学生でも知っているような事実だ。そして、輸血となると、なんらかの病原菌や感染症を患っている可能性がある人の血液を使うわけにもいかない。献血に協力してきたドナーは、それだったらiPS細胞で血液を作ることができないのだろうかと、きっとずいぶん前から思っていたに違いない。それが今、実現しようとしている。これから治験が始まるということだし、これで救われる患者さんも多いことだろう。

さて、管理人はこれまでの人生で175回献血をしてきて、一生に何回献血できるか記録を目指そうとしているところである。この分だと、いずれ私の記録は頭打ちになりそうだ。それはきっと、患者さんにも、献血時に非常にわずかながらリスクを負うドナーにとってもいいことなのだろう。だけれども、ちょっとさみしい気もするのは、なぜだろうか。