三十路理系男の科学ニュース日記

ブログ名のとおり、三十路過ぎの理系男が世の科学ニュースを見て色々思ったことを書き連ねるブログです。

中国の白亜紀の地層で見つかった、とさかのある恐竜の化石について

 この20年の中国での恐竜化石発掘は目覚ましく、様々な新種の化石が発見され、恐竜時代の新しい情報が多々手に入ってきた。

今回の発見もまたそうだ。中国で白亜紀後期の地層から、頭にとさかのある恐竜化石がみつかったそうだ。

www.jiji.com

 頭にとさかというのだから、ニワトリのような恐竜なのかと思いきや、違った。「ヒクイドリ」という、インドネシアニューギニア、オーストラリア北部に生息する飛べない鳥に似ているらしい。

まぁ似ているというだけで、直接先祖-子孫の関係はないのだろうが。全身の骨格がほぼそろっているという、大変恵まれた保存状況で(化石になった「本人」は急に土砂に生き埋めになったとか悲惨な最期を遂げたのだろうが・・・)年齢も8歳だったと推定されるくらいなのだからすごい。

中国はまだまだ科学者が未踏の土地が残っていそうだ。今後も様々な恐竜化石が発見され、当時のローラシア大陸ユーラシア大陸北米大陸がくっついた状態の大陸)東端の地球環境を再現してくれることだろう。

ところで、恐竜好きには既に有名な話だが、恐竜は「絶滅」してはいない。我々の身近に、鳥類という形で進化して生き延びている。それくらい、恐竜と鳥類との進化は連続的だったらしい。約6,500万年前に恐竜の大部分は確かに絶滅し、地上の覇者ではなくなってしまったが、一部の羽毛を持った小型の恐竜たちが生き延び、現在の鳥類になっているのだ。

今も売っているのだろうか。ケンタッキーフライドチキンを食べて集めた骨から恐竜の骨格模型を作ろう!という主旨の本があった気がするが、その筆者はなかなか先見の明があったのだと思う。