三十路理系男の科学ニュース日記

ブログ名のとおり、三十路過ぎの理系男が世の科学ニュースを見て色々思ったことを書き連ねるブログです。

ゴムが一気に破けるメカニズムが解明される。地味にすごいかも。

 地味だけど、ちょっと面白い記事を見つけた。ゴムが破れる仕組みが解明されたそうだ。というか、ゴムが破れる仕組みがこれまで解明されていなかったらしい。

www.itmedia.co.jp

 

そもそもゴムってどんな破れ方するんだっけ?と思ったが、なるほど、確かに最初は少しずつ引きちぎれて、あるところで途端にちぎれるスピードが上がる。

子供の頃あった手品?ネタのひとつに、風船に針を刺しても割れない、というものがあった。風船の一部にあらかじめセロハンテープを貼っておき、そのセロハンテープの真ん中あたりを針で刺すと、確かに割れない。(まぁ空気は抜けるけれど。)

つまるところ、ゴムの亀裂が進展するスピードが速くなると脆性(ぜいせい)破壊を始めるということだ。 これを起こさないためには、ゴムの亀裂の進展スピードを遅くするなんらかの仕組みが必要だということだ。風船にセロハンテープを貼り付けると、セロハンテープがその役割をしてくれる。最初からゴムにそのような素材を使えるなら、一気に千切れたり破裂したりしないゴムができるかもしれない、ということだそうだ。

ゴム同様、グニャグニャ曲げることができる塑性素材であるプラスチックも、同じ性質を持つらしい。ということで、この仕組みが解明されたので、これを防ぐ方法も今後色々考えられるということらしい。丈夫なゴムやプラスチックが今後開発されることが期待されるらしい。

何かと成果が求められる現代だが、こんな基礎研究がきっと未来のイノベーションを生んでくれるのだろう。こういう地味で地道な研究を、ぜひ大切にしてほしい。