9月1日に大きさ4.4kmの小惑星が地球に接近するらしい。

9月1日に、過去1世紀の間に地球に接近した小惑星の中でも最大級の小惑星が地球に接近するらしい。

書いていてまぎらわしいが、まぁ100年以上ぶりのイベントだ、ということだ。

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小惑星の大きさは約4.4kmで、エジプトのピラミッド30基分の大きさとのことだが、このエジプトのピラミッド基準というのがかえってよくわからない。東京ドーム〇〇杯分と同じくらい、よくわからない

ちなみに、接近する距離は地球から約700万km。これもピンとこないかもしれないが、地球と月の距離がだいたい38万kmなので、地球と月の距離の20倍よりは近くに接近するらしい。こう考えると、まぁ何もない宇宙空間の中では最接近、ニアミスなのだろうが、地球に衝突するおそれはないという言葉にも説得力がある。結構離れてはいる。

そもそも、地球の大きさがよくわからないという方、地球の平均半径は約6,371kmである。ということは、直径は約1万2600km。東急ハンズに発泡スチロールの球が売っているのだが、直径20cmとか30cmとかの球と一緒に、12.5cmという中途半端な大きさの球が売っているのは、地球の約1億分の1の大きさだからだそうだ。いやまぁ、地球の模型とかなかなか自作しないけれど。

・・・というわけで、夏休みの自由研究が終わらず半ばあきらめ気味の小学生のみなさんは、9月2日・3日の土日に12.5cmの発泡スチロール球を買ってきて、同じ縮尺の月の距離とか、この最接近する小惑星の距離とかを再現してみるとおもしろいかもしれない。きっと、地球の直径に対して意外と離れている、という印象を受けるだろう。多分、学校の教室には飾れず、廊下に展示することになるだろう静止衛星の地表からの距離約36,000kmでも、結構な距離だから。

・・・まぁ、本当に地球のすぐそばに小惑星がやってきたら、仮に衝突しなくても、日中も観測できたりして恐怖感を感じるかもしれない。