三十路理系男の科学ニュース日記

ブログ名のとおり、三十路過ぎの理系男が世の科学ニュースを見て色々思ったことを書き連ねるブログです。

なぜ植物の葉の大きさは大きく異なるのか?理由はまだわからないようだが・・・

BBCの科学ニュースに、ちょっとおもしろい記事があった。いや、記事が面白いというよりも、その問題提起が面白かった。

www.bbc.com

記事によると、バナナの葉とヒースの葉の大きさは100万倍も違うらしい。「植物」というカテゴリーにも色々種類があるのだろうが、なぜこんなに違うのか、という問題提起は確かに面白い。いや、それ疑問に思ったことなかったけれど、確かになんでだろう、と。

まぁ、それを言ったら最小の哺乳類キティブタバナコウモリ(大人でも1.5グラム)と最大の哺乳類アフリカゾウ(最大13トン)では体重で870万倍の差があるから、植物の葉もそれくらい違ってもいいだろ!という意見もあるかもしれない。

ただ植物は動物と違って動かないので、基本的には気候に左右されるのだろうなと思われる。事実、数十年前までは、研究者もその地域で得られる水の量(降水量)と気温とのバランスだと考えていたようだ。納得はいく。

ただ、この記事によると、7,000種類もの既存の植物を調べていくと、降水量と気温だけでは説明できないようなケースも多々あるとのことらしい。そんなに単純ではないとのこと。

では、あとはどのような要素が考えられるのだろうか?記事では「光合成」について言及している。つまり日射量ということか。なるほど、気温とはちょっと違うし、実際光合成は葉で最も活発に行われるわけだし。

では、それ以外は可能性として何があるだろうか?水、温度、日射量以外といったら、あとはその地域の土壌とかだろうか。酸性、塩基性といったpHのほか、ミネラルの種類だとかそういうのが関係する可能性もある気がする。植物には石灰岩地域だとか超苦鉄質岩の分布域にしか見られないものもあるらしいので、土壌(地質?)が関係するというのもありうる気がする。

どのみち、そこまで要素が増えると、葉の大きさだけにとどまらないような気がする。このような研究ってどのように多数の要素を特定の因子に収束させていくのだろうか。その手法が気になった。